あのダンジョンはどうやって「運営」しているのか~祝アニメ化「ダンジョンの中のひと」 双見酔さん、好きな作家のひとりです。2巻くらいの完結で、ふわりと日常生活や人間関係を切り取るような作風が好きだったのですが、以前から「ヒット作、出してほしいなー」「もっとメジャーになってほしいなー」と思っていました。 もしかしたら、これがきっかけになるかも?「ダンジョンの中のひと」。2024年7月からアニメ化もされることに。新作コミックは5巻まで出ています。 最近、ファンタジー系コミックもひとひねりが必要ですが、本作は「ダンジョンを「運営」している「中の人」がいる」というもの。とはいえ、双見さんの絵柄なので、一般的なファンタジー×バトルみたいな感じではなく、不思議な雰囲気でストーリーが展開します。「中の人(管理者)」と「主人公(最初は冒険者で、中の人の側になる)」と「たくさんいるスタッフさんたち(ダンジョンで冒険者と戦う者あれば、その背景で整備をする人など)」のライフスタイルが描かれていたりして、これがおもしろい。管理者と主人公(どちらも女子)の関係性は少しだけ距離感縮めていたりとか双見さんの作風は残っていたりして。 マンガアプリであれば、「マンガがうがう」が毎日数話ずつ無料で読むこともできるので、ぜひぜひ。おすすめです。 関連 投稿ナビゲーション 江戸の日常を細かく、でもゆるく描く。そしてそれをのんびり読む。~「まめで四角でやわらかで」終わりを迎えた世界を楽しく生きるコツは何か「終末ツーリング」