アニメの本放送が2025年4月から始まるのに先駆けて、「機動戦士Gundam GQuuuuuuX -Beginning-」が劇場で公開されていました。ガンダムはあまり接点がない私ですが(劇場版のファーストガンダムくらいしかちゃんと完走したものがない)、評判がいいのと、エヴァの制作スタジオであるカラーとガンダムのコラボレーションに興味があって劇場に足を運んでみたわけです。本編もスタートして、映画の範囲はおおむねクリアされたので、ちょっとブログに投稿してみようかと思います。
( ネタバレ )
( あるので )
( イヤな人 )
( ここまで )
スペースコロニーに人類が暮らし始めた時代を背景としているガンダム自体、架空戦記つまりSFなわけですが、さらにそれを「if」ものにしてしまったのが、GQuuuuuuX(ジークアクス)シリーズです。ファーストガンダムの、ジオン公国が宣戦布告しシャアが出てくるあの世界観を「if」ものとしてまったく違うストーリーに変え、さらにその「終戦後」の世界を描いています。なにせガンダムにシャアが乗っちゃって、ホワイトベースも強奪、アムロは出てこない(今のところ)のですから、これはすごい。
しかし、これは確かにうまいやり方だと思いました。未読の人に簡単に説明すれば「シン・ガンダム」というわけですが、声優もメカデザインも一度リフレッシュできるのもうまいやり方だし、主人公たちがスマホを持っていても全然問題ない!(忠実に再現すれば近未来なのに液晶モニターもないことになり、むしろ過去感が出てしまう)
ビギニング、とタイトルにあるとおり、新作の導入部分までもってきて映画は終了ですが、「if」パートと、カラーならではの2020年代アニメのパートが組み合わされていたのが印象的でした。
春から始まっている本放送では「if」の経緯は軽めになぞって、オリジナルのストーリーが展開し始めています。かと思えば第4話に登場した新キャラ(たった1話で退場)にも「if」がちりばめられていて、アイデアたっぷりに視聴者を楽しませてくれています。
この先の展開も楽しみです。
それにしても、まさか50歳代になって「ガンダムをリアタイで追っかける」人生がやってこようとは! しかも子ども抜きで(うちの子どもはなぜかノーチェックなのがまたおもしろい)
