「家が好きな人」~自分の家なんだから自分が心地よい空間にしたい! 今回ご紹介する一冊はちょっとお高め。でもそれだけのお値打ちはある、という一冊。タイトルは「家が好きな人」。一時期、AmazonやSNSの広告に出ていたので記憶のある方も多いと思いますが、これがいいんですよ。 内容はというと、何人かの登場人物の「家ぐらし」のスタイルを、間取りや調度品のこだわりから細かく描いていくオムニバスです。みんな気持ちよい「好きな家ぐらし」を楽しんでいます。表紙の絵柄を見てもらえば分かりますが、「超オシャレな部屋!」はひとつもなく、「自分が一番落ち着ける空間」としてのマイルーム、マイハウスばかり。読んでいて居心地のよい読後感につながっています。無機質なフローリングよりこたつラブですし、ミニマルな部屋より、お気に入りアイテムがごちゃごちゃした部屋です。 各章ごと、マンガだけでは読み取れなくて気になっている間取り図もついてきます。これがまたありがたい。本編を読んでみると分かりますが、「隣の部屋とのつながり、どうなってる?」とか間取りが気になるのです。いくつかのアイテムもコメント紹介がされます。 多くの時間を過ごす自分の家ですから、楽しく心地よく、できればお金はかけずにカスタマイズしたいもの。でも「この本を参考に!」と力んで読むものではなく、「あー、こういうのもいいかもー」とゆるめに読むのがちょうどいいと思います。 関連 投稿ナビゲーション 劇場総集編「ぼっち・ざ・ろっく!Re:」~勇気を出して一歩踏み出す瞬間が美しい~[GAME] いつもの地下通路にいつもはない恐怖~「8番出口」