世界を革命したくなる映画~「チェ 28歳の革命」

キューバ革命の指導者の一人であったチェ・ゲバラの
生涯を追いかけた映画(前・後編)が上映されており、
ようやく上映終了間際に前編を見に行くことができた。

見終わったときには本当に「自分も革命しなくては」
と思ってしまう、いい昂揚感を味わえる映画であった。
後編はそう簡単には行きそうにないが近いうちに行こう。

キューバ革命が起きた時点では、本当に目の前に明らかな
不平等や搾取がたくさんあって、それはたった50~60年
前のことだと思うのはいろいろ考えさせられる。
(歴史を学ぶ価値はそこにある)
アメリカにおいても、キング牧師の運動により
人種を問わない公民権が確立するのはケネディ大統領の
時代であり、要するにこれもたった50年前のことなのだ。

そして、そうした過去を振り返ってみると、
それは明らかに今よりも不平等で不公正であって、
歴史は長い時間をかけて乗り越えてきたのだと痛感させられる。
日本においても、今が格差だ何だといっても、
過去と比較すれば明らかに今のほうがまともである。

しかし、今の我々にとってもまだ、不公平があるはずだが、
それはなかなか見出しにくくなっているように思う。
「明らかな搾取」というのはもう見えなくなっているからだ。
そして、それが一番難しいことなのだろう。

しかし、どこかに確実に存在する不公正には常に目を光らせて
いかなければならないし、それは普通に生きる人々が
考え乗り越えていかなければならないことである。
(なぜなら、トクをしている人が自ら不公正を正すことはない
 から。要するに資本家が自ら襟を正すことは期待できない)

今、目の前で何が起こっているのか、何を言葉にすべきか、
もっともっと、考えなければ。
それは自分の「仕事」のひとつであるはずだから。

小さな形でもいい。
自分も何か、不公正が存する場所に革命の火を点してみたい
ものだ。

追伸
 もうひとつ発見できたこととしては、
 月曜日の夜の映画は気持ちよい、ということ。
 少し社会派の映画を見るなら週明けが逆に良いのかも。

チェ 28歳の革命 [DVD]
NIKKATSU CORPORATION(NK)(D) (2009-12-11)