ふたりバス | 田舎、通学バス、幼なじみの重ね合わせ

「ふたりバス」を紹介します。サンデーうぇぶりで無料閲覧ができるので、興味がある方は、まずはそちらを読んでみてください。

田舎の通学バスを利用するふたりは、幼なじみであるが、深く家族ぐるみ、というよりは地域の顔見知り的な仲。そのまま公立中学に行くのかと思っていたら彼女のほうは私立中に進学し、学校は離ればなれに。しかし通学バスは一緒であるので(公立中も私立中も、都心の方向へ移動していく必要がある田舎なので)、朝は一緒になることが多い。

そんなふたりが、中学生になって改めて、距離感をつかみ直していく、というのが基本的な構図です。まあシチュエーション的にいいですよね。キャッチコピーは、ラブコメならぬ「ラブ(未満)コメディ」ということですが、交際するとか、手をつなぐとかそこに「至る前」の時間をこれからも丁寧に描いていただきたいところです。

 

あと、バス運転手さんのコマがしばしば1コマあって「……」というのがまた良いです。ふたりが徐々に距離を詰めつつあるのを、いつも同じバス運転手が、何年もかけて目撃しているわけですよね。そういうのもまた田舎という感じでよい雰囲気です。個人的にはこのバス運転手が定年を迎えて何か小さなイベントがあるエピソードを読んで見たいですね。

投稿者 yamsyun