革命の終わり~「チェ~39歳別れの手紙」

1096687714_204.jpg先日、前半を見てきたチェ・ゲバラの映画の後編を見てきた。

前半のキューバ革命成功までの心地よいパートは
新宿バルト9のきれいな劇場で見て、
後半のボリビアで政府軍に殺されるまでのパートは
新宿ミラノ3(コマ劇前)のぼろいシートで見たが、
これがまた映画のトーンと重なって良い風情だった。

ほとんど史実通りの映画なので要約してしまうが、後半は
キューバを出てボリビアでの革命のため身を投じるものの
労働者運動とも連携できず、兵站に失敗し補給は途絶、
ゲリラ軍は分断され、政府軍は周到な準備をしてしまい、
ほとんど最悪の形で捕まり、処刑される話である。
そのやるせない展開をただ淡々と2時間以上かけて見ていた。
それでも、不毛な印象はあまりないのが不思議だった。

彼は、わずか39年で革命の終わりを迎え、
同時に彼は革命の象徴となった。
短く人生を駆け抜けたほうが人の心に残るというのは
皮肉でもあるが事実である。

自分もうかうかしていると彼のその年齢を超えることになる。
自分は長く生きていくつもりだし、
暴力的手段を用いるつもりはないし、
後生に長く名を残すことはないだろうし、
自分に変えることのできる世界はせいぜい日本人の1%にも
満たないのだろうけれど、

……でも、何かを少しずつ変えていくことに取り組み続けていきたい。
今日よりも明日、明日よりも来年のほうが少しはマシな
世界になっていくことを信じて。

追伸
 この映画で感銘を受けたこと2つ。
 1)チェ・ゲバラがゲリラ戦の途中も読書を続けること。
   ジャングルの中でも。その向上心!
 2)チェ・ゲバラが若者に対して、読み書きを学び、
   知識を持たずして革命は成り立たないと繰り返すこと
   教育の大切さ!

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